ここ数年、私は会社を二つの名前で紹介してきました。契約書に載っている名前、「合同会社LaLoka Labs」であり、そして、みなさんが実際に知っている名前は弊社運営のサービス、「Kafkai」です。請求書でも、自己紹介でも、「で、結局どちらが社名なんですか」と聞かれるたびに、小さな説明をつけて回っていました。
2026年5月1日をもって、その説明はいらなくなりました。合同会社LaLoka Labs(LaLoka Labs LLC)は、株式会社Kafkai Giken(Kafkai Giken Inc.)になりました。
今日のブログでお知らせするのは、新しい組織の形、新しい所在地、そして新しい社名です。
一度に、三つが変わりました
社名だけを変えて、あとはそのままにすることもできました。そうしなかったのは、この三つが、本当は一つの判断が三つの顔をしているだけだったからです。
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合同会社から株式会社へ。 私たちは合同会社(LLC)として登記しました。安く、早く、エンジニア数名とアイデア一つにはちょうどよい器だったからです。5年が経ち、その器はもう手狭になりました。
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台東区から渋谷区へ。 オフィスを台東区から渋谷区に移しました。新しい所在地は、〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目11番4号FPGリンクス神南5階です。
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つくった名前から、見合う名前へ。 「LaLoka Labs」は悪くない名前でした。ただ、何も説明していませんでした。売上を立てているもの、みなさんが検索するもの、私たちが特許と商標を持っているものは、Kafkaiです。会社に一つ、仕事にもう一つ、別々の名前を背負わせることは、会話のたびに払い続けていた小さな税金のようなものでした。だから会社は、自分たちの製品の名前を名乗ることにしました。
なぜ「Giken」なのか
「Giken」は技術研究の略です。英語で響きがよいから選んだのではありません。日本の社名の付け方の伝統から、意図して借りてきた言葉です。
日本の会社が社名に「技研」を入れるとき、それは自分が何者かについての宣言になっています。よく知られているのは本田技研工業(Honda Motor Co., Ltd.)でしょう。余った発動機を自転車に取り付けるところから始まった会社です。日本の外ではあまり知られていませんが、より核心に近いのは株式会社技研製作所(GIKEN LTD.)です。高知で無公害の圧入工法を生み出した会社で、たまたまですが、「技研」を私たちとまったく同じ「Giken」と綴ります。
これらの名前が掲げている主張は、単純なものです。自分たちで技術を研究し、つくります。誰かの技術を仕入れてロゴを貼るだけにはしません。私たちの言葉にすれば、自ら技術を研究・開発して新しい価値を生み出す集団でありたい、ということです。
私はエンジニアです。会社の多くもそうです。これまで世に出してきたものは、すべて自分たちの手から出てきました。AIライティングのKafkai、独自ドメインのメールのKaiMail、代理店を雇えない小さな会社のための市場分析プラットフォーム、そしてエストニアのパートナーと共同開発した、ブラウザだけで使える国際電話のPuchiDen。いずれも私たちが手がけたものです。社名は、私たちがすでにそうであったものを、声に出して言うようになっただけです。
変わらないこと
他はかわりません。法人番号もかわりません。
製品はこれまでどおり動きます。ログインも、データも、契約中のプランも、ドメインも、そのままです。既存の契約や合意は、自動的に株式会社Kafkai Gikenへ引き継がれます。お客様やパートナーのみなさんに、お手続きをお願いすることはありません。気づく違いがあるとすれば、次の請求書に載る社名と、その横に記された渋谷の新しい住所くらいでしょう。
チームも、人も、仕事も同じです。サポートも同じ席からお返事します。区がひとつ変わっただけの席からです。
これから
正直に言えば、またものづくりに戻るだけです。社名を変えても、機能が一つ増えるわけでも、バグが一つ直るわけでもありません。それがしてくれるのは、「何と呼ばれているか」と「何をしているか」のあいだにあった小さな食い違いを終わらせること、そして私が会社を二度ではなく一度で紹介できるようにすることです。