プロンプト例

最後の更新日: 2026年10月6日

Kafkaiは、サイトのデータをエージェントに渡します。記事は書きません。判断もしません。書くのも判断するのも、接続したエージェントです。

このページのプロンプトは、その分担を前提に作っています。共通する形は3つです。

  1. プロジェクト(サイト)を名指しする。
  2. 一覧ではなく、判断を求める。「出して」で終わらせず、「決めて」「切り分けて」まで書く。
  3. 結果をどう使うかを書く。下書きにする、レポートにまとめる、下書きとして公開する。

example.com は自分のプロジェクト、competitor-a.com は登録済みの競合サイトに読み替えてください。データを返すツールの呼び出しは、クレジットを消費します。残高の確認は無料です。

一部の例は、先に接続の設定が必要です。Search Console、アナリティクス、公開先の3つです。該当する例には、プロンプトの上にその旨を書いています。設定していないために失敗する、ということがないようにするためです。

目的が記事の執筆ではなく検索結果の監視であれば、セクションGから読んでください。毎週の1ページ目の確認を、エージェントに任せる方法をまとめています。


A. 次に何を書くかを決める

例1)次に書く記事を3本、根拠付きで決める

example.com のプロジェクトで、Kafkai MCPを使って次に書くべき記事を3本、優先順位を付けて提案して。それぞれ、4Cのどの戦略のどのキーワードを根拠にしたか、競合のどのページに勝つ必要があるかを示して。

エージェントの動き:プロジェクト概要を読み、機会のもっとも多い戦略(recommended_strategy)を確認します。次に、その戦略のキーワードを取得します。キャッチアップなら、各キーワードに「どの競合が何位で、どんなタイトルのページか」が付いてきます。エージェントは、検索ボリューム、難易度、競合ページの内容を見比べて3本に絞ります。

返ってくるもの:記事テーマ3本。各テーマに、根拠のキーワード、戦略名、勝つ相手のページURLとタイトルが付きます。

例2)勝ちやすいキーワードを、検索結果まで確認して選ぶ

competitor-a.com が上位で、example.com が圏外のキーワードのうち、検索ボリュームがあって難易度が低いものをKafkai MCPを使って10件出して。上位3件は今の検索結果を確認して、どんな記事なら勝てるか教えて。

エージェントの動き:キャッチアップキーワードを取得し、ボリュームと難易度で10件に絞ります。上位3件は、キーワード単位のSERPデータを追加で読みます。誰が何位か、上位ページのタイトルと説明文、URLの種類(記事、商品ページ、一覧ページ)が分かります。

返ってくるもの:10件の表と、3件についての勝ち筋。「上位は比較記事ばかりなので、手順を書いた記事で差別化する」のような読みです。

例3)1本の記事でまとめて狙うテーマを、クラスターから選ぶ

example.com のキーワードクラスターを読んで、1本の記事でまとめて狙えるテーマをKafkai MCPを使って1つ選んで。クラスター内のキーワードを全部使った見出し構成まで作って。

エージェントの動き:意味的に近いキーワードのクラスターを取得します。各クラスターには、平均ボリューム、難易度、メンバーのキーワードが付きます。エージェントは1つ選び、メンバーのキーワードを見出しに割り当てます。

返ってくるもの:記事1本分の見出し構成。各見出しに、対応するキーワードとボリュームが付きます。

例4)まだ誰も書いていないテーマを、サイトに合うものだけ残す

補完キーワード(example.com も競合もまだ狙っていないキーワード)から、Kafkai MCPを使ってexample.com のニッチに合うものを選んで。合わないものは、理由を付けて除外して。

エージェントの動き:プロジェクト概要のニッチとサイト説明を読み、次に補完キーワードを取得します。1件ずつニッチと照らし合わせ、残すものと除くものに分けます。

返ってくるもの:残したキーワードの一覧と、除外したキーワードの一覧。除外にはすべて理由が付きます。

例5)1つのキーワードについて、書くか直すかを決める

「[キーワード]」について、今の検索結果で誰が何位か、example.com と競合の順位、Kafkai MCPを使って直近の動きを教えて。新しく書くべきか、既存ページを直すべきか判断して。

エージェントの動き:キーワード単位のSERPデータを読みます。上位のドメインとページ、自サイトの順位、競合の順位、前回計測からの変化が入っています。自サイトがすでに順位を持っていれば、Search Consoleのページ別データも読み、そのページの表示回数とクリック率を確認します。

返ってくるもの:「新規に書く」「既存ページを直す」のどちらかと、その根拠。直す場合は、どのページの何を直すかまで示します。


B. 競合を読む

例6)競合が落としたキーワードのうち、すぐ後ろにいるものを狙う

competitor-a.com がこの90日で順位を落としたキーワードのうち、Kafkai MCPを使ってexample.com がすぐ後ろにいるものを出して。それぞれ、example.com の該当ページで何を足せば抜けるかを提案して。

エージェントの動き:競合の順位変化を、期間90日、動き「下落」で取得します。各行には、競合の現在順位と期間開始時の順位、それぞれの計測日、同じキーワードでの自サイトの順位が付きます。差が小さいものを選び、上位ページと自サイトのページを見比べます。

返ってくるもの:狙うキーワードの一覧。各キーワードに、競合の落ち幅、自サイトの現在順位、足すべき内容が付きます。

例7)競合全体が今どこに投資しているかを読む

Kafkai MCPを使って登録している競合をまとめて、この3か月で新しく順位を取り始めたキーワードを出して。競合がどのテーマに力を入れ始めたか、競合ごとに読み取って。

エージェントの動き:順位変化を、対象「全競合」、動き「新規」で取得します。応答には競合別の内訳が付きます。エージェントは、新規キーワードをテーマごとにまとめ、競合ごとの傾向を書きます。

返ってくるもの:競合ごとの「新しく取り始めたテーマ」。自サイトがまだ書いていないテーマには印が付きます。

例8)競合の被リンクから、リンク元の共通点を読む

Kafkai MCPを使ってcompetitor-a.com の被リンクを読んで、リンク元のサイトにどんな共通点があるか教えて。example.com が同じ種類のサイトから紹介されるには、どんなページが必要?

エージェントの動き:競合の被リンクを、強いリンク元から順に読みます。各行には、リンク元ドメインとその強さ、リンク先ページ、アンカーテキスト、プラットフォームの種類が付きます。プロファイル全体の件数と、取得した行が全体のどれだけかも分かります。

返ってくるもの:リンク元の傾向(業界メディア、個人ブログ、ツール紹介サイトなど)。リンクを集めている競合ページの種類。それに対応する、自サイトに必要なページの案。

例9)リンク獲得のペースを、自サイトと競合で並べる

Kafkai MCPを使ってexample.com と全競合の被リンクの増減を、この半年で並べて。リンク獲得が加速している競合はどこ? example.com は追いついている?

エージェントの動き:被リンクの増減を、対象「全サイト」、期間180日で取得します。サイトごとに、期間中の新規・消失・純増と、月別の内訳が付きます。

返ってくるもの:サイト別の増減表と、月別の傾向の読み。「competitor-b.com は4月以降、月の純増が3倍になった」のような指摘です。

例10)登録していない競合候補を探す(追加はしない)

Kafkai MCPを使ってexample.com がまだ登録していない競合候補を探して。直接の競合で、example.com が勝てる規模のサイトを3つ選んで、追加すべきか理由付きで教えて。追加はまだしないで。

エージェントの動き:競合候補を取得します。根拠は、自サイトが実際に順位を持つキーワードです。各候補には、関係(直接、隣接)、勝算、共有キーワード数、重なりの割合が付きます。エージェントは、直接の競合で勝算のあるものを3つ選びます。

返ってくるもの:候補3件と、それぞれの根拠。競合の追加は別の有料ステップなので、指示するまでエージェントは追加しません。


C. 公開したあとに何が起きたかを見る

このセクションの例は、すべてSearch Consoleを読みます。そのため、設定が先です。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します。例19のプロンプトで、エージェントが両方の手順を案内します。

例11)あと少しで1ページ目に上がるクエリを、直し方まで出す

先に必要な設定:Search Console。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します(例19)。設定前にこのプロンプトを送ると、エージェントはデータではなく、足りない手順を返します。

Kafkai MCPを使ってexample.com のSearch Consoleから、あと少しで1ページ目に上がるクエリを出して。対象ページごとに、タイトルと本文で何を直すかの具体案を出して。

エージェントの動き:Search Consoleのインサイトを、種類「striking_distance」で取得します。8位〜20位で表示回数のあるクエリが、5位に上がった場合の増加クリック数の見込み順に並びます。次に、該当ページの数値と、そのページが出ている他のクエリを読みます。

返ってくるもの:ページごとの修正案。対象クエリ、現在の順位、見込みクリック数、直すべきタイトルと追加すべき本文の内容が付きます。

例12)順位は良いのにクリックされないクエリを直す

先に必要な設定:Search Console。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します(例19)。設定前にこのプロンプトを送ると、エージェントはデータではなく、足りない手順を返します。

Kafkai MCPを使って順位は良いのにクリックされていないクエリを探して。該当ページの今のタイトルと説明文を見て、書き直し案を3つずつ出して。

エージェントの動き:インサイトを、種類「ctr_gap」で取得します。同じ順位帯のサイト平均に比べてクリック率が低いクエリが、失ったクリック数の順に並びます。これは順位の問題ではなく、タイトルと説明文の問題です。エージェントは、SERPデータから今のタイトルと説明文を読み、書き直します。

返ってくるもの:クエリごとに、現在のタイトルと説明文、書き直し案3つ、失っているクリック数。

例13)同じクエリを取り合っているページを、1本にまとめる

先に必要な設定:Search Console。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します(例19)。設定前にこのプロンプトを送ると、エージェントはデータではなく、足りない手順を返します。

Kafkai MCPを使って同じクエリを複数のページで取り合っている箇所を出して。どちらを残し、どちらをまとめるか、根拠付きで決めて。

エージェントの動き:インサイトを、種類「cannibalisation」で取得します。1つのクエリで、2つ以上のページがそれぞれ表示回数を取っている箇所が、表示回数の順に並びます。エージェントは、各ページのクリック数、順位、ほかに出ているクエリを見て、残すページを決めます。

返ってくるもの:クエリごとに、残すページ、まとめるページ、その根拠。これは4Cの「強化(Consolidate)」の実作業です。

例14)先月公開した記事が、想定した検索意図で届いているか確かめる

先に必要な設定:Search Console(例19)と、訪問数と流入元を読むためのアナリティクス。アナリティクスは、ドメイン確認のあとにKafkaiサポートが接続します。未接続の場合、エージェントはSearch Consoleのデータだけで答えます。

Kafkai MCPを使って先月公開した「[記事URL]」について、Search Consoleで出始めたクエリと、アナリティクスの訪問数と流入元を確認して。書いたときに想定した検索意図で届いているか判断して。

エージェントの動き:Search Consoleのページ別データを、URLで絞り込んで読みます。次に、新しく出始めたクエリ(new_query)を読みます。アナリティクスを接続している場合は、ページ別の訪問数と参照元も読みます。エージェントは、出ているクエリと記事の狙いを照らし合わせます。

返ってくるもの:出ているクエリの一覧と、狙いとのずれ。ずれている場合は、タイトルと導入部の直し方。

例15)順位を更新して、前回からの変化と抜かれた相手を報告する

Kafkai MCPを使ってexample.com の順位を更新して。終わったら、前回と比べて何が上がって何が下がったかを報告して。下がったキーワードは、競合の誰に抜かれたかも調べて。

エージェントの動き:順位の更新を指示します。更新は数分かかるため、エージェントはプロジェクト概要を見て完了を待ちます。完了後、自サイトの順位一覧(上昇・下落・新規の集計付き)と、期間内の順位変化(動き「下落」)を読みます。下がったキーワードは、SERPデータで上位に入った相手を確認します。

返ってくるもの:上昇・下落・新規の集計と、下落キーワードごとの「誰に抜かれたか」。順位の更新は、指示したときだけ実行されます。定例で回すなら、この例をそのまま週次や月次に使えます。


D. リンクの機会を探す

例16)競合2社以上にリンクしていて、自サイトにはリンクしていないサイトを出す

競合2社以上にリンクしていて、example.com にはリンクしていないサイトを出して。スパムスコアが低く、強いドメインから順に、どのページを紹介してもらうかのアプローチ案を書いて。

エージェントの動き:リンクギャップを取得します。1行が1つのリンク元サイトで、そのサイトが各競合に張っているリンク(リンク先ページ、アンカーテキスト)が付きます。エージェントは、競合のどのページが紹介されているかを見て、自サイトの対応するページを選びます。

返ってくるもの:アプローチ先の一覧。サイトごとに、強さ、スパムスコア、競合の何が紹介されているか、自サイトで紹介を頼むページ。

例17)競合が失ったリンクのうち、リンク元がまだ強いものを狙う

competitor-a.com が過去1年で失ったリンクのうち、リンク元がまだ強いものを出して。同じテーマで example.com が代わりに紹介されるには、どのページを作るべき?

エージェントの動き:競合の被リンクを、状態「lost」で取得します。各行には、リンク元、以前リンクされていたページ、最後に確認した日が付きます。エージェントは、リンク元の強さで絞り、失われたリンク先ページの内容を確認します。

返ってくるもの:リンク元の一覧と、失われたリンク先ページのテーマ。それに対応する、自サイトで作るべきページの案。


E. ゼロから始める

例18)競合なしでプロジェクトを作り、全体像と競合候補を出す

https://example.com のプロジェクトを日本向けに作って。競合はまだ登録しないで。調査が終わったら、example.com が今どのキーワードで順位を持っているかの全体像と、競合候補を教えて。

エージェントの動き:プロジェクトを作ります。国は必須で、エージェントが推測することはありません。調査は数分かかるため、概要を見て完了を待ちます。完了後、自サイトの順位一覧(上位3位以内、10位以内の件数付き)と、競合候補を読みます。

返ってくるもの:順位を持つキーワードの全体像と、競合候補の一覧。次に登録する競合を、ここから選べます。

例19)Search Consoleを読めるようにする

example.com のSearch Consoleを Kafkai から読めるようにしたい。必要な手順を順番に教えて。DNSレコードも発行して。

エージェントの動き:ドメイン確認を開始し、追加すべきDNS TXTレコード(名前と値)を返します。次に、Search Consoleで権限を付与する手順と、追加するメールアドレスを示します。レコードを追加したあと、確認の実行もエージェントに頼めます。どちらのツールも無料です。

返ってくるもの:コピーして使えるTXTレコードと、Search Console側の手順。確認が済むと、セクションCのプロンプトが使えるようになります。


F. クライアント向けの月次レポートを書く

Kafkaiが返す数値には、すべて計測日が付きます。順位の履歴、Search Console、被リンクの増減が、1つのプロジェクトにそろっています。そのため、プロジェクトマネージャーが毎月手作業で組み立てるレポートを、1つのプロンプトで組み立てられます。数値を返すのはKafkai、レポートを書くのはエージェントです。順位の履歴には期間の始めと終わりの2点が必要なので、その両方で順位を更新します(例15)。

例20)すべてのデータから、クライアント向けの月次レポートを書く

先に必要な設定:レポートのトラフィックの部分に、Search Console(例19)。未設定の場合、エージェントは順位と被リンクだけを報告します。

example.com の[月]の月次レポートを書いて。内容は次の4つ。直近30日で順位が上がったキーワードと下がったキーワード、それがサイトにとって何を意味するか。Search Consoleのクリック数と表示回数の前期28日との比較と、その変化を生んだクエリとページ。example.com と各競合の被リンクの増減。競合が何をしたか。最後に、来月の提案とその理由を書いて。データの表を読まないクライアント向けに、1ページ、平易な言葉で。数字は、判断が変わるところだけ。

エージェントの動き:自サイトの順位一覧(上昇・下落・新規の集計付き)と、期間30日の順位変化を読みます。次に、Search Consoleの合計(前期との差分付き)、変化を生んだクエリ別とページ別の行、新規クエリと減少ページのインサイトを読みます。被リンクの増減を、全サイト・期間30日で取得します。競合の順位変化を、動き「新規」「上昇」で読みます。集めた数値をもとに、レポートを書きます。

返ってくるもの:1ページの月次レポート。何が変わったか、それが何を意味するか、来月何をするか、の3部構成です。数値には計測日が付くので、「いつの数字か」に答えられます。

例21)うまくいっているものと、いないものを分ける

先に必要な設定:Search Console。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します(例19)。設定前にこのプロンプトを送ると、エージェントはデータではなく、足りない手順を返します。

example.com の直近90日を見て、コンテンツを「うまくいっているもの」と「いないもの」に分けて。うまくいっているもの:クリックが増えたページと、順位が上がったキーワード。いないもの:クリックが減ったページ、失ったキーワード、今四半期に公開したのにまだどのクエリにも出ていない記事。いないものは1件ずつ、原因が順位か、クリック率か、競合かを判断して、対処を書いて。

エージェントの動き:Search Consoleのページ別データ(前期との差分付き)と、種類「decay」「ctr_gap」「new_query」のインサイトを読みます。次に、自サイトの順位変化を、期間90日、動き「下落」「消失」で読みます。失った、または下がったキーワードごとに、同じキーワードで上がった競合がいないかを、全競合の順位変化で確かめます。原因を3種類に分けます。

返ってくるもの:2つの一覧。「いないもの」には1件ずつ、原因の種類と対処が付きます。

例22)トラフィックの減少を、根拠付きでクライアントに説明する

先に必要な設定:Search Console。ドメインを確認し、Kafkaiに読み取り権限を付与します(例19)。設定前にこのプロンプトを送ると、エージェントはデータではなく、足りない手順を返します。

クライアントから「[月]にトラフィックが落ちた」と言われた。Search Consoleの日別推移で、落ちた日を特定して。その前後で順位を落としたキーワード、同じキーワードで競合が上がったか、同じ週に example.com が被リンクを失ったかを調べて。クライアント向けの説明を、根拠付きの平易な言葉で書いて。対処も書いて。

エージェントの動き:Search Consoleの推移(日別、全期間)を読み、転換した日を見つけます。次に、自サイトの順位変化を動き「下落」「消失」で読み、各行の計測日をその日と照らします。全競合の順位変化(動き「上昇」)から、同じキーワードで上がった競合を探します。被リンクを状態「lost」で読み、最後に確認した日を同じ週と照らします。

返ってくるもの:転換日、その前後で動いたキーワード、上がった競合、失ったリンク、の順に並べた説明文。原因が1つに絞れない場合は、その旨と候補を書きます。


G. 1ページ目の定点観測をエージェントに任せる

新規顧客の多くが、比較サイト、レビューサイト、アフィリエイトブログを経由して来る事業があります。こうした事業では、担当者が毎週、検索結果の定点観測をしています。主要なキーワードで検索し、1ページ目のサイトを1件ずつ開く作業です。確かめるのは、サービスが掲載されているかどうかと、比較ページでの掲載順です。

このセクションのプロンプトを使うと、この確認をエージェントに任せられます。担当者がすることは、週に1回プロンプトを送り、結果を読むことだけです。

検索するのはKafkai、ページを読むのはエージェントです。Kafkaiは、キーワードごとに1ページ目を取得し、日付を付けて保存します。2回目からは、前回の確認以降に入ったサイト、外れたサイト、順位が動いたサイトも返します。エージェントは、ページを1件ずつ開き、サービスの掲載と掲載順を読み取ります。Kafkaiが返すのは「どのサイトが何位か」までで、ページの中身は読みません。そのため、Webページを開けるエージェントが必要です。

使うプロンプトは4つです。

  1. 最初に1回:初回の確認を実行し、表を保存します(例23)。
  2. 毎週:同じ確認を繰り返し、変化だけを読みます(例24)。
  3. 競合だけを掲載しているページが見つかったとき:掲載を依頼する文面を用意します(例25)。
  4. ときどき:まだ監視していない比較サイトとキーワードを探します(例26)。

始める前に、次の3点を確認してください。

  • Kafkaiが1ページ目を確認するのは、依頼されたときだけです。定期的な自動実行はありません。
  • 手作業の検索結果は、検索する人の場所や検索履歴によって変わります。Kafkaiは、プロジェクトの国と言語を指定して検索するため、結果が人によって変わりません。今週の結果と先週の結果を、同じ条件で比べられます。
  • キーワードは、プロジェクトの調査データにないものでも指定できます。1回の確認で10個までです。

例23)初回の確認で、どこに掲載されているかを調べる

example.com のプロジェクトで、「会計ソフト」「会計ソフト おすすめ」「会計ソフト 比較」の1ページ目を確認して。1ページ目に出ているページを、example.com 自身のものを除いてすべて開いて。それぞれ、example.com のサービスが掲載されているかを教えて。比較ページやランキングページなら、何番目に掲載されているかも教えて。結果はキーワードごとに表にして。列は、順位、サイト、ページのURL、サイトの種類(比較、レビュー、メディア、競合、その他)、掲載の有無、ページ内の掲載順、example.com へのリンクの有無。開けなかったページは「未確認」と書いて。

エージェントの動き:3つのキーワードの検索結果を確認します。Kafkaiは、キーワードごとに1ページ目を返します。最大10件で、各行に順位、ドメイン、ページのURL、タイトルが付きます。自サイト、登録済みの競合、自サイトへリンク済みのサイトを示す3つの印も付きます。そのあとエージェントがページを1件ずつ開き、サービスの掲載を探します。リンクの印は、被リンクデータの一部をもとに付けています。「なし」は、リンクが見つからなかったという意味です。

返ってくるもの:キーワードごとの表。これまで担当者が目で見て埋めていた表です。費用は16クレジットで、内訳は呼び出しの1クレジットと、キーワード1件につき5クレジットです。表は保存しておきます。翌週のプロンプトで比較に使います。

例24)毎週同じ確認を繰り返し、変化だけを報告させる

example.com の今週の1ページ目を確認して。キーワードは先週と同じ3つで、「会計ソフト」「会計ソフト おすすめ」「会計ソフト 比較」。ページをもう一度開いて、同じ表を埋めて。そのあと先週の表と比べて、変化だけを報告して。知りたいのは、1ページ目に入ったサイトと外れたサイト、順位が動いたサイト。それから、example.com のサービスが追加されたページ、削除されたページ、掲載順が変わったページ。変化ごとに、対応が必要かどうかと、必要なら何をするかを書いて。先週の表:[先週の表を貼り付ける]

エージェントの動き:同じキーワードをもう一度確認します。2回目以降は、Kafkaiが前回の確認からの変化も返します。1ページ目に入ったサイト、外れたサイト、順位が動いたサイトです。エージェントはページをもう一度開き、読み取った結果を先週の表と比べます。Kafkaiが保存するのは1ページ目の履歴までで、エージェントがページから読み取った内容は保存しません。掲載順の記録は手元の表にしかないため、プロンプトに先週の表を付けます。同じ会話のなかで続けて確認する場合は、エージェントが先週の表を覚えているため、貼り付けは不要です。

返ってくるもの:今週の表と、変化の短い一覧。たとえば「『会計ソフト おすすめ』の4位に新しい比較ページが入りました。example.com は掲載されていません」という報告です。変化がない週は、回答が1行で済みます。費用は毎週16クレジットです。24時間以内にもう一度確認した場合、Kafkaiは保存済みのページを返すため、費用は1クレジットです。

例25)競合は掲載していて、自サイトは掲載していないサイトを探す

先に必要な設定:プロジェクトへの競合の登録。Kafkaiが競合の被リンクを持つために必要です。登録するのは競合のサービスで、比較サイトではありません。

競合2社以上にリンクしていて、example.com にはリンクしていないサイトを一覧にして。そのうち、今週の確認で1ページ目に出ていたサイトに印を付けて。印の付いたサイトはページを開いて、競合が掲載されていて example.com が掲載されていないことを確かめて。そのうえで、掲載を頼む短い依頼文を書いて。伝える内容と、こちらのどのページを案内するかを入れて。

エージェントの動き:リンクギャップを取得します。競合2社以上にリンクしていて、自サイトにはリンクしていないサイトの一覧です。それぞれのリンク先のページも付きます。次に、今週の1ページ目の確認をもう一度読みます。24時間以内に確認したページは保存済みの結果が返るため、この呼び出しは1クレジットです。エージェントは2つの一覧を突き合わせ、該当するページを開いて確かめます。

返ってくるもの:1ページ目に出ていて、競合を掲載し、自サイトを掲載していない比較ページの短い一覧。各ページに、そのまま送れる依頼文が付きます。なお、アフィリエイトネットワークのリダイレクト用ドメインを経由するリンクは、被リンクデータに出ません。この例と例23でエージェントがページを開いて読むのは、そのためです。

例26)まだ監視していない比較サイトを探す(追加はしない)

example.com と同じキーワードで順位を持つ比較サイトやレビューサイトを探して。example.com にとって重要なものを5つ選んで、理由を教えて。example.com とそれらのサイトに共通するキーワードから、毎週の確認に加えるキーワードを5つまで提案して。サイトの追加はまだしないで。

エージェントの動き:競合候補を取得します。同じ呼び出しが、レビューサイトや比較サイトを別の一覧で返します。この一覧の行は、課金の対象外です。各サイトには、共有キーワード数、重なりの割合、平均順位、キーワードの例が付きます。エージェントは5サイトを選び、キーワードを提案します。

返ってくるもの:比較サイト5件とそれぞれの理由、例24に加えるキーワードの候補。1つのサイトを詳しく追うには、プロジェクトに競合として追加します。これは別の有料の操作です。追加すると、Kafkaiはほかの競合と同じように、そのサイトのキーワード、順位、被リンクを追跡します。


書いてから公開するまで

Kafkaiは記事を書きません。書くのはエージェントです。書いた記事は、エージェントからKafkaiに渡して公開できます。

例27)選んだキーワードで書き、下書きとして公開する

先に必要な設定:公開先。WordPressサイト(アプリケーションパスワードを使用)またはWebhookを、公開先としてエージェントに登録させます。公開先がない場合、エージェントは記事を書きますが、公開はできません。

例2で選んだ1件目のキーワードで記事を書いて。書く前に、検索上位3ページを読んで、example.com が加えられる独自の視点を決めて。書き終えたら、WordPressに下書きとして公開して、URLを教えて。

エージェントの動き:SERPデータで上位3ページのURLを確認し、Webで読みます。独自の視点を決めてから書きます。書き終えたら、登録済みの公開先に下書きとして送り、公開先のURLを受け取ります。Kafkaiは、送った本文のスナップショットだけを保持します。

返ってくるもの:下書きのURL。本文は、公開先のサイトで確認してから公開できます。


うまくいかないとき

  • キーワードが0件のまま:調査がまだ実行中です。数分待ってから、もう一度聞きます。
  • 順位変化が出ない:比較には2回以上の更新が必要です。例15で更新します。
  • Search Consoleが読めない:ドメイン確認と権限付与のどちらかが済んでいません。例19の手順を確認します。
  • エージェントが競合を勝手に追加した:追加は有料です。例10のように「追加はまだしないで」と書くと、エージェントは追加しません。
  • 1ページ目の確認で変化が出ない:初回の確認には、比較する前回のデータがありません。24時間以上あけて、同じキーワードをもう一度確認します(例24)。
  • エージェントが比較ページを開けない:自動のアクセスを拒否するサイトがあります。そのページは自分で開くか、「未確認」と書くようエージェントに指示します(例23)。