2026年2月16日、TiBで開催されたアンバサダー・パートナーイベントミーティングのレポート

2月16日、SusHi Tech Tokyo 2026として初めて開催された「アンバサダー・パートナーイベントミーティング」に参加してきました。会場は東京のTokyo Innovation Base(TiB)。主催者側も認めていたように、SusHi Techの歴史の中でこうしたミーティングが開かれるのは今回が初めてです。当日はオンライン・オフラインあわせて約130名のアンバサダーとパートナーイベント主催者が集まり、説明会・グループディスカッション・ネットワーキングと、充実した午後を過ごしました。

ミーティング(16:00〜16:55)

ミーティングは、東京都スタートアップ戦略推進本部の工藤愼一部長の挨拶からスタート。イベント本番まであと10週間。いよいよ本格的に動き出すタイミングだと、場の雰囲気が引き締まりました。SusHi Techがアンバサダーとパートナーイベント主催者を一堂に会するのはこれが初めてということもあり、会場には独特の熱気がありました。

事務局からは、アンバサダーとしての役割 ―PR・情報発信、公式サイトへのロゴ掲載、パートナーイベントの登録手続きなど― について説明がありました。今年のSusHi Techは従来のビジネスイベントにとどまらず、アート・音楽・フード・エンターテインメント・クールジャパンなど、幅広いコンテンツを取り込みたいという方針が強調されていました。

グループディスカッション

参加者はアンバサダー向けの「A」テーブルとパートナーイベント主催者向けの「P」テーブルに分かれ、ディスカッションを行いました。テーマは、SusHi Techの広報活動におけるベストプラクティス、アンバサダー・パートナーイベント間の連携、そして過去の活動経験の共有です。

私たちのグループでは、実践的な話が中心でした。どんなオーディエンスにリーチしたいのか。東京市場への参入を目指す海外スタートアップに、市場環境・採用・オフィス設立などについてどんな情報を届けるべきか。逆に、SusHi Techを起点に東京のスタートアップを海外へ発信したいという声もありました。それぞれが異なる強みを持っていて、独自の切り口で貢献できるという共通認識が生まれました。

パートナーイベント紹介

複数のパートナーイベント主催者が、今後開催予定のイベントを紹介しました。竹芝のウォーターフロント開発と連携したイベント、昨年11月にTiBを通じて日本初開催されキックオフイベントをSusHi Tech期間中に予定しているAI国際映画祭、渋谷を拠点とするイスラエル関連のAIコミュニティによる「Tokyo Mobility Night」やサステナビリティイベント、従来のIPO以外の新しいエグジット戦略をテーマにしたアクセラレーションメンターの企画など、多彩な内容でした。

メインアナウンスメント(17:00〜19:00)

ミーティング終了後、すぐにTiBのステージへ移動し、SusHi Tech Tokyo 2026のメインアナウンスメントに参加しました。こちらはメディア向けの本格的なイベントで、40以上の言語によるリアルタイム翻訳が提供されていました。

SusHi Tech実行委員長を務める宮坂学東京都副知事が2026年のビジョンを語りました。SusHi Techは第4回を迎え、アジア最大級のイノベーション・カンファレンスに成長したこと、今年のテーマとして「AI & Robotics」を掲げ、NVIDIAのHoward Wright氏やNAVER CEOのChoi Sooyeon氏の基調講演、自動運転車両の展示、ロボット展示、さらにTiB上の旧首都高速「KKルート」をプロムナードに転換して特別コンテンツを展開するなど、多くの新情報が発表されました。

エコシステムパートナーのピッチ

続いて、主要なエコシステムパートナーが登壇しました。

経済産業省の澤田佳代子氏は、スタートアップ育成5か年計画について講演。起業家の増加、大学発スタートアップが10年前の3倍に成長していること、さらにノーベル賞受賞技術がスタートアップによって商業化されている事例など、日本のエコシステムの成長を力強く紹介しました。

京都フュージョニアリングの瀬古桐士氏は、核融合エネルギーが人類のエネルギー問題に対する究極の解であると語りました。同社は初回のSusHi Tech Tokyoで最優秀賞を受賞して以来、世界160名の体制に成長し、1億3,000万ドル以上の資金調達を実現しています。

ティアフォーの加藤真平氏は、オープンソースの自動運転プラットフォームを紹介し、SusHi Tech期間中にレベル4の公道試乗を実施する予定であることを示唆。「百聞は一見にしかず」というメッセージが印象的でした。

ソニーグループの大内智代氏はオンラインで登壇し、Sony Acceleration Platformと、東京都のTIG Catapultプログラムにおけるクリエイティブ・エンターテインメント・クラスターについて紹介しました。

STT2025の実績

主催者からは、昨年の実績も共有されました。STT2025参加企業の93%がフォローアップにつながる出会いを獲得し、45%が協業または資金調達を実現。参加企業の時価総額は平均3.8%増加したとのことです。あるスタートアップは、出展後に主力商品の導入企業数が30倍に急増し、評価額が250億円以上増加したという事例も紹介されました。

今後に向けて

アンバサダーとしての私たちの使命は、SusHi Techの魅力を広め、より多くの方に来場いただくことです。本番まであと10週間。イベントは4月27日〜29日、東京ビッグサイトで開催されます。SusHi Tech Forumは3日間を通じて実施されます。

主催者がアンバサダーコミュニティとの連携のために、このミーティング形式を初めて設けたという事実は、2026年を過去最大のイベントにしようという本気度の表れだと感じました。

参加をご検討の方へ ―公式アンバサダーとして、コミュニティ限定の特別割引チケットをご用意しています。こちらからお申し込みいただけます

4月に会場でお会いしましょう。